廃プラスチック類(RPF)、タイヤを始めとするどのような固形燃料でも安定して燃焼することができる燃焼炉とボイラーを組み合わせたバイオマスボイラーです。燃焼炉床面がクローラー構造になっており、1,000℃以上の高温で時間をかけて燃やしきるため、クリンカが発生しにくい点が特徴です。
物が燃えるためには、「可燃物」・「酸素」・「熱」の三つの条件が必要です。これを「燃焼の三要素」といいます。
安定した燃焼を行うためには、常にこれら3つの条件を整えておくことが必須となります。
万能型燃焼炉では、どのような燃料が入ってきても安定した燃焼を行い、きれいに燃やすための大きな特徴として3つの構造を持っています。
1炉床クローラー構造
燃焼炉の底部をゆっくりと動かし、燃料を少しずつ移動させることで、約1時間をかけてじっくりと燃やしていきます。これにより次々と入ってくる燃料に対して常にバランス良く酸素を供給できるため、安定した燃焼を図っています。
2燃焼促進羽根(撹拌羽根)
燃焼炉内で燃料の重なりを低減させるため、撹拌羽根により燃えている燃料を1cm程度の平面で均一にします。この機構により、燃料を最後までしっかりと燃やし切ることが可能になっています。撹拌羽根の軸内部は、熱により変形が発生しないよう水冷式となっています。
蒸気量 | 型番 | 敷地面積 | 最大高さ |
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4t/h | MCB-4000 | 25m×30m=750㎡ (容量により多少の差があります) |
12.5m (煙突、ボイラー上部) |
6t/h | MCB-6000 | ||
8t/h | MCB-8000 | ||
10t/h | MCB-10000 |